最近なにかとドローンの話題が上がっていますが、いまいちラジコンとの違いが分からない人が多いのではないかと思います。(というか私も違いがよくわかっていなかった。)
ドローンの定義はとてもシンプルで以下の条件を満たせばドローンとなります。
・技術の進歩により一定の範囲内で自動飛行が可能
・飛行させることが目的ではなく、飛行させて何らかの役割をさせることが目的
コベルコシステム
つまり、ざ〜っくりと言うとドローンもラジコンもほぼ一緒!
無人で飛ばせるもの全般をラジコンと言い、更に付加価値のついたものをドローンと呼びます。
(ちなみに“ラジコン”と言う名称は、株式会社増田屋コーポレーションが商標権を持っているので他メーカーではRCとか言う名称だったりします。)
たとえラジコンヘリ型だろうと、Go Proが装備されて空撮が出来たり、飛ばす以外の付加価値が付いていたらそれはもうドローンになるわけですな。
1400万画素のカメラが搭載されているParrot Bebop Droneなんかは完全にドローンと呼べるわけです。
逆にカメラなども搭載せず、ただ飛ばすしか用途のないようなものは、例えクワッドローターで見た目は限りなくドローンっぽくでもそれはただのラジコンでしかないわけです。
アクシススパイダーミニは飛ぶことしか出来ないのでこれはラジコンと言うわけ。
ドローンとラジコン以外にも実は名称は違えど境界線が曖昧なものが幾つもあります。
実はよく聞くあの名前、以外と大きな違いがないようです。
ワシとタカ
比較的大型のものをワシと呼び、小型のものをタカと呼びます。
大きさだけの違いですが、両者に明確な境界線は無いようです。
ハヤブサは生物学的に両者とは骨格などが全く違います。
蝶と蛾
蝶と蛾は生物学的には違いがないようで、国によっては同じ種類として分類している所もあります。
ひと目で分かる特徴としては、蝶は一般的に羽を閉じて止まり、蛾は羽を広げて止まります。
また行動の特性として、蛾は基本的に夜行性です。
イルカとシャチ
こちらも大きさによる分類。
大体4m以下のものをイルカ、それ以上のものをシャチと分類しています。
こちらも世間的なイメージとしては、
イルカ=優しくて賢い。
シャチ=獰猛な肉食。
と言った印象がありますが、この2つが大きさだけで分類されているのは少し意外ですね。
他にもまだまだあるよ!
こうして例を挙げてみると結構分類が曖昧なものが多いことに気が付きます。
ミミズクとフクロウ、インコとオウム等…
他にもまだまだあるので気になった方は調べてみてください。